玉出の住まい

密集市街地に建つ木造3階建ての二世帯住宅です
立体駐車場に接する旗竿敷地で光と風の住環境を生み出しました


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設計概要

《都市の中で住まう》
この住宅は交通量の多い大通りより少しだけ中に入った、立体駐車場や住居に囲まれた密集地の旗竿敷地に建ち、長い年月に様々な増改築が施されてきました。この度の計画ではその一部を記憶として残しつつ、新たな部分を木造3階建として計画することとなりました。
敷地を南北に2分割し、北側に建物を配置して南側をすっかり空地で残し、住まいはこの面に大きく開いています。都市の中で精一杯光と風を享受し、これまでの住まいがそうであったように木の肌に触れる生活を残しました。
この住まいにはご夫婦と二人のお子さん、ご主人のご両親と奥様のお母様、そして4匹の犬が生活します。
人と人との関係、人と住まい・街との関係を大切にしていく住まいであってほしいと願っています。

建築概要
          
  • 敷地面積:165.14㎡
  • 建築面積:73.60㎡
  • 延床面積:159.26㎡
  • 規模構造:木造 3階建て
  • 設計期間:1997/02~1998/05
  • 工事期間:1998/06~1998/11
  • 設計監理:木村哲矢建築計画事務所
  • 施  工:野田建設株式会社
  • 撮  影:平井美行写真事務所